三桂小僧研究

2008年6月25日 (水)

三桂小僧研究#010

やっとこの企画も10回目です。第1回は5月1日だったので、だいたい5.5日に1回ですか。もうちょっとペース上げるように頑張らないと。

「三桂の詩」第10番 余詰

第6回で「序文」を引用した中で出て来る「自筆ノート二冊」については、「三桂の詩」P5とP10に立ち入った説明がありますので、今回と次回の2回に亘って、その部分を引用する事にしましょう。

 <遺稿ノートについて(1)
 ノートは二冊あり、一冊は「各誌入選集」、もう一冊は「習作集」と題されている。ちょうど近代将棋と同じ大きさ(A5)で、表紙は濃い緑色である。紙数は約百枚だが、記入されているのはその内の約半分である。
 ノートは非常に丁寧に書かれており「入選集」には発表時の解説文まで筆写されている。図面はゴム印を使用し書き損ね等殆どない誠にわかり易いものである。恐らく自作集発行の予備段階的意味が込められていたのだろう。

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2008年6月22日 (日)

三桂小僧研究#009

いやはや最近更新が滞りまくってますねぇ。いつも「今日こそは!」と思いつつ、つい指しちゃうんだよなぁー。

そんなこんなで日常生活では詰将棋度下がってるので、せめてブログだけでも詰将棋をという事で、三桂研究第9弾。尚、面倒になったので今回から難易度表示サボりますす^^;

「三桂の詩」第9番

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2008年6月11日 (水)

三桂小僧研究#008

たくぼんさんの記事がヒントになって、本文中に動く盤を埋め込む方法がわかりました。感謝!
ってな訳で、久し振りに三桂研究をば。

「三桂の詩」第8番 難易度目安flag

今回は時間的に余裕がないので、恒例の引用は割愛させて頂きます。乞うご容赦。

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2008年5月25日 (日)

三桂小僧研究#007

またまた久し振りの更新になってしまいました。すいません。
先ほど毎日が記念日第8回出題に解答送付しました。今回も解き易い作品で助かった。

あと大相撲夏場所は大関・琴欧洲の初Vとなったようですね。以前にも優勝しておかしくない場所がありましたが、やっと復調してくれたようで、今後に期待です。でも相変わらず相撲中継を見る頻度は下がったままで、今場所も琴欧洲対2横綱の相撲しか見てないなぁ。
相撲といえば、先場所は桂花さんが休場中(ネット界を)で、恒例の昇降予想がありませんでしたので、今回は期待してますよsign03

さて、今回の題材は短手数物です。それ程難解という訳ではないと思うので、解いてみると良いでしょう。 >ナガサワ君

「三桂の詩」第7番 難易度目安flag
3ke007

作者名:三桂小僧 旧パラ 1952.11 ヨチヨチルーム
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今回は「序文」から、前回の続きの部分を転載します。(※が引用者注)

 そこで服部(※彰夫)氏に「一つあなたが編集しませんか」とすすめたところ、同氏は会社(毛織物)の経営が忙しく、時間的余裕が少ないから、(※鶴田)主幹の方で誰か適当な人を―とのこと。
 私がやってもよいが、詰パラの編集で一寸無理。そこで岩井君の思い出を執筆してくれた柴田氏に電話して依頼したところ、同氏はいま、自己の作品集に取りかかっているので余力がないとの返事(中略)
 そこで色々思案の末、新人ではあるがセンスと、何より熱意のある塩沢(※雅夫)君に白羽の矢をたてて、意向を打診したところ"やってみましょう"と快諾してくれ、ここにごらんの通りの異色の「遺作集」が出来上がったのである。
(後略)

 編者選びだけでも大変だったんですねぇ。そういえば僕もフェアリーDBの入力進めないと、花沢さんの追悼企画が進まなくなっちゃうんだなぁ。まずい…。

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2008年5月20日 (火)

三桂小僧研究#006

ここ数日更新が滞ってました。読書(カテゴリー:国際政治)に熱中していたのが一番の原因。期待にたがわず面白い本で、あっという間に時間が経っちゃうんです。今380頁で上巻の終盤といった所。
そんな具合でしたが、この間の他の出来事を簡単にまとめると、
oneアンテナを設置しました。近頃巡回するサイトが増えて来て、それに費やす時間を減らさないとまずくなったので。
twoここの情報によれば、どうやら某中学生に詰パラを売り込んでおいたのが成功したようですnote これから彼の詰将棋中毒がどんどん重症化するように工作を強めねば(笑)

「三桂の詩」第6番 必至問題

3ke006 作者名:三桂小僧() 旧パラ 1952.5 (必至問題)
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※「三桂の詩」に明記無し。

今回は「序文」から、「三桂の詩」の編集過程に関わる部分を引用しましょう。(※が引用者注)

 この遺作集を編むべき人は、故人の竹馬の友であり、一年後輩の詰将棋作家「服部秋生」こと「服部彰夫」氏であった。
(中略)
 岩井君の一周忌が近付いたころ、服部氏が(※詰パラ)編集部訪問された。
 岩井君の自筆ノート二冊を持参されたので、それを見ると、岩井君の全作品がキレイに整理されて記載されているのだった。図面、手順、発表年月日、感想などなど、かなり詳細に書いてある。これだ!これがあれば"遺作集"の編集は難事ではない。
(後略)

 

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2008年5月14日 (水)

三桂小僧研究#005

今しがたおもちゃ箱に解答出しました。今月も宜しくです。 >TETSUさん

それと、昨日手数約140手、対局時間約100分の熱戦を制し、近将道場に続いて将棋倶楽部24でも1級昇級となりました♪ 次はいよいよ近将か24のどちらかで初段を目指したいと思います。

「三桂の詩」第5番 難易度目安flag

3ke005
作者名:三桂小僧 旧パラ 1952.3 ヨチヨチルーム
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告知
ところで、岩井さんは1979年に44歳の若さで亡くなられた訳ですが、「三桂の詩」序文によれば、直後の詰パラ1979年8月号に柴田昭彦さんが「岩井則幸君の思い出とその作品」と題して、4頁に亘って寄稿されたそうです。かなり詳細に記述してあるらしいのですが、先日僕がオークションで落札したパラバックナンバーは1979年3月号まで。
また、「三桂の詩」第20番の早詰修正図が、詰パラ1961年1月号「私のベスト10」に載ったようなのですが、「三桂の詩」に収録されているのは修正図と作意順だけで、岩井さんが当時どの作品を「ベスト10」に挙げたのかや、どのようなコメントを残したのかは転載されていないようです。
上記2つの文章がどのようなものだったか興味があるので、この際、詰パラ当該号をお持ちの方にご協力願う次第です。どなたか宜しくお願い致しますm(_ _)m

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2008年5月12日 (月)

三桂小僧研究#004

今日は毎日が記念日菅野作品第7回出題 に解答送付しました。今回はさらさら解ける作品が揃ってますので、皆さんもトライしてみては如何?
おもちゃ箱展示室 も大体解けたので、誤算さえ無ければ近い内に解答送信出来ると思います。

「三桂の詩」第4番 難易度目安flag

3ke004 作者名:岩井則幸 旧パラ 1951.12 幼稚園
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今回は時間的余裕が無いので、前回・前々回にやった引用は割愛致します。

 

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2008年5月 8日 (木)

三桂小僧研究#003

ちょっと間が空きましたが、三桂氏作品紹介企画第3弾です。やっと"続きを見る"機能の埋め込み方がわかったので、これからは心置きなく作品解説を載せられますnote

「三桂の詩」第3番 難易度目安flagflag

3ke003_1 作者名:岩井則幸 旧パラ 1951.11 小学校
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再び鶴田主幹の「序文」から、前回掲載部分の続きを引用します。

 昭和二十五年のある日、岩井君が一冊の雑誌を本屋の店頭で"発見"これを購め、服部氏に示した。これが詰パラ(旧パラ)であったのだ!
 二人はたちまちにして"詰棋病"の病菌に感染し、岩井君は全治しないまま逝き、服部氏はいまも罹患の状態であります!
(中略)
 同君が詰棋に熱中した昭和三十年から四十年にかけては、詰パラの読者大会には服部氏と必らず出席したものである。(名古屋大会に二、三回、東京大会へも出席)
(後略)

先日の凡骨生さんのコメントにもありますが、岩井さんと服部彰夫さんの仲は相当なものだったようです。服部さんは「三桂の詩」の編集に直接は関わっていないようですので、まだまだ埋もれているエピソードがあると思われ、興味をそそる所です。(手紙出してみようかなぁ)

 

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2008年5月 4日 (日)

三桂小僧研究#002

今日は僕の18才の誕生日なのですが、「三桂の詩」を読み直したら、岩井さんの命日は1979年の5月4日だった事に気が付いてちょっとびっくり。
そんな訳で、今日は三桂小僧研究第2弾。今回から記事の最後の方に作品の内容に踏み込んだコメントを付ける事にします。自力で解いてみたい方はその点ご注意を。

「三桂の詩」第2番 難易度目安flagflag

3ke002 作者名:岩井則幸 将世 1951.9
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ここで鶴田諸兄氏(詰パラ編集主幹―当時)の筆による、「三桂の詩」の「序文」から、岩井さんの生い立ちに関わる部分を引用しましょう。(※は引用者注)

(前略)
 岩井君は昭和九年、愛知県津島市で川魚卸商の家の長男として出生、終戦直後に天王中学を卒業した。そのころは高校へ進むものは中学卒業生の三分の一ぐらいで、岩井君も当然のように長男として家業を継ぐべく、中学を卒業しただけで家事を手伝うことになった。1年下の服部(※彰夫)氏の言によれば、岩井君の小・中学校に於ける成績は優秀だった由。
 (後略)

さて、本局は岩井さんの初期の作品としては非常に珍しい入玉図。
そしてデビュー局の単純な飛消去に比べ、かなり凝った作りになっています。
31角配置を何とかしたい気がしますが、狙いの角限定打が簡潔に表現されている点や、2度の金合から収束の流れ等は一定評価出来ると思う。
個人的には手筋物より構想物が好きなので、本書の第1番~第10番の中では本局が一番良いと感じます。

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2008年5月 1日 (木)

三桂小僧研究#001

以前、T永さんから詰棋本を数冊頂いた事があったのですが(あの節はどうもでした m(_ _)m)、その中に見慣れぬ作品集が混ざっていました。
その本のタイトルは「三桂の詩」(副題"三桂小僧こと岩井則幸 詰将棋遺作集"、塩沢雅夫編、詰将棋パラダイス編集部発行、1980.9)。
どうやら約半世紀前に活躍した作家さんらしいのですが、僕はこの遺作集で初めて氏の存在を知りました。世間的にも殆ど忘れ去られていると思われ、大変勿体無いので、ここで作品を紹介・研究していきたいと思い立った次第。
岩井さんは本名やペンネーム等、いろいろなクレジットを使ったようですが、"三桂小僧"名義での発表数が一番多いようなので、「三桂小僧研究」と銘打つ事にしました。
尚、この企画は「三桂の詩」が今の所唯一の情報源です。転載を許可して下さった詰パラ誌に感謝致します。また、岩井さんに関するエピソードをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご連絡下さい。

前ふりが長くなりました。「三桂の詩」に載っている逸話や、この本の編集過程については日を改めて紹介する事にします。

「三桂の詩」第1番 難易度目安flag

3ke001 作者名:岩井則幸 旧パラ 1951.6 ヨチヨチルーム
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岩井さんのデビュー局。易しい5手詰なので皆さん是非解いてみて下さい。コメント大歓迎。

難易度表示の基準ですが、管理人が

flag=あっさり解いた作品
flagflag=少し悩んだが解けた作品
flagflagflag=解けなかった作品

という区分です。かなり大雑把なので各自の感覚と違ってる可能性もありますが、一応の目安として頂ければと思います。

初々しいsun捨てでした →

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